お肌や髪の乾燥は中から潤いを
9月のテーマは「秋美人をつくる」
日に日に空気は冷たくなり、乾燥が気になる季節になってきます。
秋が深まるにつれ、その乾燥した空気が鼻や口から侵入し、肌や髪などの体表面だけでなく体の中の乾燥も招きます。
薬膳では肌や髪の乾燥など、体の表面に現れる不調も体の中の不調と考えます。そのため、肌や髪の乾燥は体の中の乾燥といえるのです。
また肌や髪以外にも喉や鼻、口の乾燥が招く咳や痰、鼻づまりを感じる方も要注意。同じく体の中が乾燥して起こっています。
いずれにせよ、乾燥を感じる際は外からのケアだけでなく、しっかりと中から潤いを与えてあげることが大切です。
そして、その潤いをしっかりと肌に届けるために消化を整えることも大切です。消化が整っていなければ、いくら潤いのある食材をとっても吸収できず、効果が得られなくなってしまうからです。
これから深まる秋。潤いを与えると同時に消化を整え、乾燥知らずの秋美人を目指しましょう。