Q.いびきや歯ぎしりをしてしまう原因を教えてください!
A_いびきの原因は、気道が狭くなること。肥満でのどのまわりが太ったりすることによって気道が狭まります。「私太ってないけど…」という人でも、最近はのどまわりだけの「隠れ肥満」も増えているので要注意ですよ。
いびきかくことによって口が開いた状態になると、菌が繁殖して虫歯になりやすくなるだけでなく、歯並びが悪くなったり二重顎になったり・・・ 健康面でも美容面でも悪影響が出てしまいます。
歯ぎしりについては、実は明確な原因は分かっていませんが、かみ合わせの不良やかみ癖などが影響していると言われています。ぎゅーっと噛むことによってエラが張りやすくなる上、睡眠の質が下がります。
良質な睡眠が美容効果を生むので、それを邪魔するいびきや歯ぎしりは注意が必要なのです。
Q.日頃からできる対策はありますか?
A_【いびき対策】まず、寝る前の飲酒は避けましょう。
…寝る直前にアルコールを摂取すると、筋肉がゆるんで気道が狭まり、いびきをかきやすくなります。
【歯ぎしり対策】寝るときは「仰向け」。頬杖をつくのもやめましょう。
…横向きやうつぶせで寝る人、頬杖をつくクセのある人は、外側から力がかかるので歯が乱れたり、あごのゆがみの原因に。そうするとかみ合わせが悪くなって歯ぎしりを起こしやすくなるのです。
Q.旅行では絶対にいびきや歯ぎしりをしたくない!本気の予防策を教えてください!
A_【いびき対策】「唇にばんそうこうを貼る」のが有効です。
ばんそうこうを唇の上下に貼って口が開いてしまうのを防ぎ、自然と鼻呼吸を促しましょう。簡単な方法ですが、物理的に口を閉じてしまうのが効きます。
その上からマスクをして寝れば外から見えることもないので、心配な方は試してみてください。
A_【歯ぎしり対策】寝る前に「筋肉マッサージ」を行いましょう。
歯ぎしりをする時に使う筋肉をしっかりマッサージすることで血流を促進。筋肉がリラックスするので無駄な歯ぎしりをしにくくなります。
それでは早速やってみましょう。
歯ぎしり防止!マッサージする筋肉をチェック
くせになってしまうと防ぐのが難しい歯ぎしりですが、使う筋肉をほぐすことで予防しましょう。
①咬筋(こうきん)
奥歯のあたりにある顎の筋肉。ここが発達するとエラ張りの原因に。
②側頭筋(そくとうきん)
耳の上にある、頭の横の筋肉。ここが凝っていると頭痛が起きることも。
③胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
耳の後ろから鎖骨までつながっている筋肉。リンパがたくさん通っているので、マッサージするとむくみ対策にもなります。
筋肉のマッサージでリラックスすることはストレス改善や快眠にもつながります。良質な睡眠が取れていないと感じる人は試してみるのが良いでしょう。
【取材協力】
ミュゼホワイトニング 池袋院 院長、末光妙子先生。
ホワイトニングケアのスペシャリスト、またお口のケア全般について幅広い知識を持ち、メディアでも活躍中。
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